天才科学者になりたい我が子を応援中

うちの子の夢は、天才科学者になって、リアルガンダムを作ること。その夢を実現させ幸せな大人になれるよう応援する母の日記です。

リオ五輪での柔道選手の活躍が嬉しい!根性論でない練習法が実った!!

リオオリンピック、日本人選手が活躍していて嬉しいですね。

私が一番ホッとしているのは、柔道選手団のメダル大量獲得です。

別に、知り合いがいるわけではないのですが・・・。

柔道って、いろいろとスキャンダルが続きましたよね。

女子選手へのパワハラとか、元メダリストのセクハラとか。不祥事ではないけど、ロンドン五輪での成績不振。

その中で聞こえてきた柔道界の体質みたいなものに、他人事ながらゲンナリ感を覚えてたんですよ。

“昔ながらの根性第一!” みたいな考え方が、ぬぐいされない世界なんだな~と。

もちろんネットなどで読んだニュースの情報ですから、100%真実かは分かりませんが、自分が中高生だった頃の部活の状況を考えると、ありえない話ではないと思いましたね。

私達が部活をやっていた頃って、まさしく根性論優勢な時代で、「部活中は、水なんか飲むな! 気合いが足りん!!」なんて、スポーツ系の部活ではよく聞くセリフ。今なら、間違いなく虐待ですよ。

あんな考え方をもつお偉い様がまだ上のほうに君臨しておられるなら、時代錯誤の指導方法がまかり通っていても、おかしくない。

もちろん、根性だけで勝てる訳ありません。メンタルの強化は必要だけど、ただ抑えつけ、苦しさに耐えさるだけが、メンタルトレーニングでは決してない。

それに、一番大切なのは技術の向上なはず。部活と五輪じゃあ、基礎的な技術なのか、応用的な技術なのか、そのために必要な筋トレとか、内容は大きく違うと思いますが、選手にとって何が今必要なのかを分析し、各々に必要な練習内容を組み立てるべき。

と、スポーツが専門でもなんでもない素人が何を言っても意味ないですが・・。

でも、金メダリストで、コーチ論についても学んだ井上康生監督が言うなら、耳を傾けますよね。

井上康生が監督になってわりとすぐ、強化選手の練習内容をずいぶん変更したという記事を読んだことがあるんです。

“自主性の尊重”  “量より質の練習” “効率化” がキーワードだったと思うんですけど、その記事を読んで「井上康生、偉い!今はそれだよ!!」と、心の中で叫びました。

一方、柔道界の古株の方々はその改革に不満を持っているという記事もあったので、もしリオ五輪で結果が出せなかったら、また柔道界の練習は元の根性論の世界へと戻ってしまうんだろうな~と心配していました。

ですから、今回の柔道代表選手達のリオ五輪での活躍は、本当に嬉しい。これで、もしかしたら未だに古いスタイルの練習を続けている競技や部活の先生も、考えを変えてくれるのではないかと期待しています。

ただね、選手によって、合うやり方って違うと思うんです。自分で考えて練習をするのが合う選手、周りがお膳立てしないと動けない選手、いろいろじゃないかな。

なでしこジャパンを世界一にした佐々木則夫監督も、澤選手達がいたチームでは、すごく上手くいってましたよね。

佐々木監督もたしか自主性を尊重していらして、インタビューを聞いたときに「私も、自分が選手だったら、こういう監督がいい!」と強く思いました。

でも、残念ながら、その後はあまり良い結果が出せず。指導方法が合っていても、他の国のレベル等も関係しますし、必ずしも結果がついてくるとは限らないと思いますが、チームの雰囲気自体もあまり良くないという噂だったし。

新しいチームの個性には合わない指導方法だったのでしょうか。監督やコーチって、ほんとに難しいですね。

子育ても、その子の個性に合わせることがきっと大切。私は自主性第一で、自分の子にも合っていると思っているけれど、自分の思いこみではないのか、冷静に子供の表情や行動を見守っていかなければ・・・ね。