天才科学者になりたい我が子を応援中

うちの子の夢は、天才科学者になって、リアルガンダムを作ること。その夢を実現させ幸せな大人になれるよう応援する母の日記です。

息子が自分の気持ちに鈍感なのは、コミュニケーション不足なのか?

前回のブログで書いたように、息子のつまらない作文をどうにかできないかと考えた末、気持ちを無理に書かせず、観察力を磨く方向で指導しようと決めたのですが・・・。

作文はそれで良いとして、息子がこれからの人生を生きていく上で、果たして気持ちに鈍感なままで良いのかと、疑問に思ってしまいました。

というのも、なにかのイベント後に息子に楽しかったかどうか聞いても、たいていの答えは、「普通」。

寝るとき、「今日は何をしたのが楽しかった?」と尋ねても、「え~、別に」。

お友達と暗くなるまで遊んで帰ってきて、充実した時間を過ごしたのだろうと思う日でも、答えは同じ。

これって、いいんですかね?

私は、いい人生だったか否かは、死ぬときに「楽しかった。充実した人生だった」と思えるかどうかだと考えているのです。

それは結局、毎日の「楽しかった。充実した一日だった」という時間の積重ねではないかと思うのですが・・・。

だとしたら、息子みたいに、その日が楽しかったのかどうかも分からず、漫然と時間を過ごすのって、どうなんでしょう。

自分にとって何が心地良いのかも分からないまま大人になるのは、駄目な気がするんですよね。

アンパンマンの歌みたいに「何が君の幸せ 何をして喜ぶ わからないまま終わる そんなのは嫌だ」って感じ。


息子がなぜ気持ちに鈍感なのか考えてみたんですけど、一人っ子なので、私達親が、先回りして色々しているのかな~と。

なるべく自分の気持ちや要求を言わせるように気を付けていたつもりだけど、兄弟がいる子に比べたら、我慢したり怒ったりする機会が少ないので、反対の楽しい気持ちに気付く機会もあまりないのかもしれない。

一人っ子の状態を変えるのは難しいので、取り敢えず親子間のコミュニケーションについてもう一度考え直してみよう。

ということで、読んで参考になったのがこちら。少し古いですけど参考になります。私が手にとった理由とは違いますが、2020年の大学受験制度が変わろうとしている今、特に役立つ内容かも。 

 アメリカ仕込みのコミュニケーション力

アメリカに住んだ経験のあるお母さん達が、言葉によるコミュニケーション能力upのために、日本の家庭でもできる提案をまとめた一冊です。

なんでも言葉にして表現しなくてはいけないアメリカ文化。言葉でのコミュニケーションに関する考え方は発達してそうですよね。

言葉によるコミュニケーションには、度胸力、論理力、理解力、応答力、説得力、語彙力、プレゼン力、が必要なのだそうです。

この本では、それぞれの能力をセルフチェックできるようになっています。チェック項目は、小学校2年生まで、小学校3年生以上、パパ&ママ向けで分かれています。

私は「度胸力」「説得力」「プレゼン力」が、息子は「度胸力」「論理力」「応答力」が特に不足していました。

それぞれの能力について、親子のやり取りを通して能力を養う方法論・トレーニング方法が紹介されていますので、自分達の足りないところを補うには、日常の会話においてどんな点を気をつければ良いかが分かります。

私も、うちのコミュニケーションではここが問題だったのね~という点に幾つか気付くことができました。

私と息子の場合、「普通」という答えでは許さない姿勢が必要みたい。でも、「別に」や「わかんない」という返答に対する深追いも厳禁。特に男の子の場合は、しばらく時間を置いて再度問いかけるほうが良いみたいです。

本格的な思春期に入る前に、もう少しコミュニケーション力を磨いておきたいですね。

2020年度からの新しい大学受験方式でも、「小論文」「集団討論」「プレゼンテーション」等が取り入れられるのではないかと言われていますので、その準備のためにも、一度読まれると参考になるのでは。


作文のテーマが楽に決められる方法

最近気になっている作文。書くときのテーマを決める方法論として、ウェブ法というのが紹介されていました。

例えば“運動会”が与えられた大テーマなら、中央にそのワードを置いて、その回りに幾つか関連する単語を書き出し、それぞれの言葉から連想ゲームのように発想を広げて書いていく。

「足が痛くなるのが嫌だった」のように、ある単語の先に気持ちが出てきたら、運動会の中でもそこの部分に焦点を当てて書けば、スムーズに作文が出来上がるという方法。

マインドマップという手法にも似ていますが、気持ちが出てくる流れを見つけるというのは、確かに良い方法だと思いました。

うちの子の作文に気持ちを書かせるのは暫くの間諦めますので、我が家では当分使えませんが、いつか教えてあげられたらいいな・・・。

 

つまらない子供の作文を何とかしたい!でも、親のエゴなのかも。

夏休み。絵日記や読書感想文に苦労している子供も多いのではないでしょうか。

うちの子の作文も、本人には言えないですけど、メチャメチャつまらないです。

ありがちな、“○○へ行きました。○○をしました。次に○○をしました。楽しかったです。”

というパターンがほとんど。ちなみに、最後の“楽しかったです”は、本当に思っているわけではなく、何か感想を書かなくてはいけないから、仕方なく義務で書いているだけ。

読書は好きで、クラスでも一番たくさんの本を図書室から借りて読んでいるのに、この表現力の乏しさ。一体、なんなんでしょう。

「その感想を、たまには少し違う言葉で書いてみたら?」と提案してみたりするのですが、息子は考えるのが面倒らしく「え~、なんで~? これじゃ駄目なの~?」と不満タラタラで、結局はそのまま。

あまり無理に変えさせるのは私の自主性第一主義に反するし、まだ小さい内はこんなものかな~と思っていましたが、さすがに4年生になってもこの内容では問題なんじゃ・・・と心配になります。


ちなみに、出口汪さんの、「論理エンジンー読解・作文トレーニング」 を買い与えてみた事があるのですが、3ページしただけで、見向きもしなくなりました。ネットでの評判もいいし、私がみてもよくできた教材だと思うドリルだったのですけどネ。

一方、同じときに買った算数のドリルはどんどん進めて終わらせていたので、この分野への興味が本当に薄いんだな~、徹底してるな~と、ある意味、感心。

本人の興味がないなら、親の工夫でなんとかならないものか。そこで、関心のない本人も嫌がらずに面白い作文を書かせる方法はないかと、作文関連の本を何冊か読んでみました。

 

まず、大御所の書かれたこれ。

大人向けに開かれた文章講座を、本にまとめたものです。日本語そのものの特徴に関する解説が多いなあという印象です。大人がより上手に文章を書く参考にはなりますし、日本語に関する面白いトリビアもあります。

例えば、日本語には鳥の鳴き声を表現する言葉が多く、小鳥はサエズル、にわとりは(時を)ツゲル、ほととぎすはナノル、くいなはタタク。といった豆知識とか。

ただ、大人向けに話されたことなので当然なのですが、子供の作文がどうすれば面白くなるかというヒントは多くありませんでした。

しかしそんな中でも目から鱗だったのは、日本の国語における作文教育は間違っていると指摘されていること。

私なりに要約すると、

“日本では、その子の頭の中で起こったこと、つまり思ったことや感じたこと、を書くように言われるが、これは大人でも難しい。

たとえばイタリアの学校ではそんな事は要求されず、ただ物事を観察して、起こったことを客観的に書くことから学ぶ。

日本の国語教育では、みんなを作家や詩人に育てるかのような指導がされているが、そんな必要はない。

さらに、何とか書きあげたものが、大人の意向に沿わない内容だと間違いになり、子供にとってはふんだりけったり。そして、作文嫌いが増えていく。

読書感想文にしても、いきなり感想を書かせるのではなく、読んだ本の話を短くまとめる事から始めるべき。

まずは、観察・要約・報告の文章をたくさん書く練習を”

と話されています。

 

その通りですよね。私自身、自分の考えていることを書くのは難しいと常に感じています。作家になりたい訳でもないのに、子供にそんな事を要求する必要はないのかも。

井上ひさしさんの指摘に少し感動して、夕食のときにそんな話をしていたら、夫が「そうなんだよ!」と熱弁をふるい始めました。

なんでも、小学2年生のときに遠足のことを作文に書くよう宿題が出たのだそうです。で、主人が書いたのは、遠足の日の下校時の出来事。

帰り道、“こんなことを書こう、こんな風に書こう”と一生懸命に構想を考えて、力作が完成。

その結果・・・、先生からは大目玉。「工場見学に行ったでしょう。そのときの事を書きなさい!!」と、すごい剣幕で叱られたそうです。

「バスの中で、家に帰り着くまでが遠足ですって言ってたのによ~。なんで怒られるんだ!?」と、今でも納得いかない様子。

私も、面白い着眼点だと思うんですけど、真面目な先生には許せない内容だったのでしょうね。

主人は少し人と違う視点で物事を捉える人なので、その真面目な先生には、その後も何度も怒られたとか。逆に、その見方を面白がってくれる先生が担任だったときは、高く評価してもらえたらしい。

真面目な先生には作文受取拒否までされたそうなので、どれだけ相性が悪かったんだか。なのに、小学校6年間のうち、3年はその先生が担任。お互いにとって不幸ですよね。とくに彼にとっては、伸びていくべき時に、個性を否定されて頭ごなしに押さえつけられたのは、可哀想だったと思います。

先生との相性って、大きい!! でも選べませんから、はずれの先生と当ったときほど、家では丸ごと受け入れてあげる態勢が大事ですよね~。


さて、作文の話に戻って、次に読みましたのがこちら。

著者が開いていた作文教室で子供達が書いた作文と、それに対する著者の添削とコメントが中心の一冊。

正直に言うと、最初は、買って失敗したと思いました。半分は子供たちの作文で占められていて、それを楽しめる方には良いのですが、私はそれ程よそのお子さんの作文には興味がないので・・・。

でも、本書にも私を深く頷かせる指摘が!

“小学生に読書感想文を書かせるな。そんな宿題を出すな。読書感想文とはいわば書評のようなもので、大人でも難しいのに、それを小学生に書けというのは無茶である。

作文が嫌いになって、読書も嫌いになる、二重の害があるのだ。

さらに、読書感想文という課題には、子供の自由な感想ではなく、主人公のように立派に生きたいと思いました、なんてきれい事を言わせる強迫力がある。

せっかくのびのびとユニークな文章を書き始めていた子でも、夏休みに読書感想文を書くと、いい子ぶって、いい作文を書いてしまった後遺症で、しばらくは、ぎこちないつまらない文章に戻ってしまう。  

子供に読書感想文を書かせるのは愚かなこと”

といった主張です。井上ひさしさんの仰っている事と似ています。お二人とも文章のプロであるからこそ、どれだけ難しい事を子ども達に要求しているのかということが、よくお分かりになるのではないでしょうか。

子供のころの私も、読書感想文は大嫌いでした。

私が本を読んで何を感じようと、私の勝手でしょう。好きに読ませてよね~と思っていました。うちの子にも、読書感想文は文部科学省の愚策だから、テクニックでササッと書いて深く考えるなと言ってあげよう。

そして、本書で気付かされた重要な点がもう一つ。

作文教室の生徒のひとり、加古有里さん。著者の講評で、長い期間、「あったことを、ただ、あった、と書くだけ。心がからんでこない」と言われる状態が続き、うちの息子と似ているので、最後にどうなるのか気にしつつ読み進めました。

結果として、加古さんは、最後まで心はあまりからんできませんでした。でも、著者はそれで良いのではないかと考えるようになったと書いています。なぜなら、加古さんは、他の子よりも観察眼がすぐれているから。心はみえないけれど、見事な観察眼で、また別の意味で豊かな文章を書いている。

どうしても心の動きを書かせようとしてしまうけれど、関心がそっちへ向かない、そういう個性の子もいるのだ。そういう子には、見事な観察文や報告文を書かせる方向で指導するのが正しいのではないか、という思いに著者は至ったのだそうです。

確かに、最後に紹介されている加古さんの作文は、ほとんどが観察した事だけで書かれていましたけど、多分その子にしか書けない(気付けない)内容で、すごく良い文章になっていました。

これも、井上ひさしさんの指摘と似ているのですが、必ずしも皆を小説のうまい子に育てる必要はないですよね。

うちの子も、将来的には、ロボットの仕様書やプロジェクトの説明書が書けるようになれば良いわけなので、加古さんのように、観察眼を伸ばし、客観的な事実を詳細に伝えられる文章を書く方向で指導してみようかな。

 

とは思いつつ、ほんの少しだけでもいいから楽しい内容にしてほしい親のエゴは捨てきれず、もう一冊読んでみました。 

これも、作文教室を開いている方の本。なぜ作文で学力が伸びるのかという話、こうすれば面白い作文が書けるというテクニック的な話、作文教室で子供達が書いた作文とそれに対する著者のコメント等がまとめられています。

掲載されている子供達の作文は、勢いと個性があります。こんな作文を息子が書いてくれたら、私ももう少し楽しんで読めるのに~という思いがまたムクムクと・・・。

ストーリー性をもたせると良い、台詞から文章を始めると良い、などのテクニック的なことも解説してくれていますので、取り入れれば、おそらく文章が変わると思います。

また、この著者も、感想はそうたくさんは書けないと仰っていて、そのかわり、事実にストーリー性をもたせて書けば面白い作文になると。

具体的なテクニックに関する情報量は、この本が一番多いです。ただ、うちの子に、どうやってそのテクニックを使わせるか。うまく誘導できるか否かが問題です。

 

今回、3冊の本を読み、気持ちを書かせることにこだわるのは止めようと決心しました。

事実を詳しく書く方向で、それとなく指導していきたいなぁ。聞く気があるようなら、芦永さんの本に書いてあるテクニックも少し教えてみます。

どうなりますか。

 

リオ五輪での柔道選手の活躍が嬉しい!根性論でない練習法が実った!!

リオオリンピック、日本人選手が活躍していて嬉しいですね。

私が一番ホッとしているのは、柔道選手団のメダル大量獲得です。

別に、知り合いがいるわけではないのですが・・・。

柔道って、いろいろとスキャンダルが続きましたよね。

女子選手へのパワハラとか、元メダリストのセクハラとか。不祥事ではないけど、ロンドン五輪での成績不振。

その中で聞こえてきた柔道界の体質みたいなものに、他人事ながらゲンナリ感を覚えてたんですよ。

“昔ながらの根性第一!” みたいな考え方が、ぬぐいされない世界なんだな~と。

もちろんネットなどで読んだニュースの情報ですから、100%真実かは分かりませんが、自分が中高生だった頃の部活の状況を考えると、ありえない話ではないと思いましたね。

私達が部活をやっていた頃って、まさしく根性論優勢な時代で、「部活中は、水なんか飲むな! 気合いが足りん!!」なんて、スポーツ系の部活ではよく聞くセリフ。今なら、間違いなく虐待ですよ。

あんな考え方をもつお偉い様がまだ上のほうに君臨しておられるなら、時代錯誤の指導方法がまかり通っていても、おかしくない。

もちろん、根性だけで勝てる訳ありません。メンタルの強化は必要だけど、ただ抑えつけ、苦しさに耐えさるだけが、メンタルトレーニングでは決してない。

それに、一番大切なのは技術の向上なはず。部活と五輪じゃあ、基礎的な技術なのか、応用的な技術なのか、そのために必要な筋トレとか、内容は大きく違うと思いますが、選手にとって何が今必要なのかを分析し、各々に必要な練習内容を組み立てるべき。

と、スポーツが専門でもなんでもない素人が何を言っても意味ないですが・・。

でも、金メダリストで、コーチ論についても学んだ井上康生監督が言うなら、耳を傾けますよね。

井上康生が監督になってわりとすぐ、強化選手の練習内容をずいぶん変更したという記事を読んだことがあるんです。

“自主性の尊重”  “量より質の練習” “効率化” がキーワードだったと思うんですけど、その記事を読んで「井上康生、偉い!今はそれだよ!!」と、心の中で叫びました。

一方、柔道界の古株の方々はその改革に不満を持っているという記事もあったので、もしリオ五輪で結果が出せなかったら、また柔道界の練習は元の根性論の世界へと戻ってしまうんだろうな~と心配していました。

ですから、今回の柔道代表選手達のリオ五輪での活躍は、本当に嬉しい。これで、もしかしたら未だに古いスタイルの練習を続けている競技や部活の先生も、考えを変えてくれるのではないかと期待しています。

ただね、選手によって、合うやり方って違うと思うんです。自分で考えて練習をするのが合う選手、周りがお膳立てしないと動けない選手、いろいろじゃないかな。

なでしこジャパンを世界一にした佐々木則夫監督も、澤選手達がいたチームでは、すごく上手くいってましたよね。

佐々木監督もたしか自主性を尊重していらして、インタビューを聞いたときに「私も、自分が選手だったら、こういう監督がいい!」と強く思いました。

でも、残念ながら、その後はあまり良い結果が出せず。指導方法が合っていても、他の国のレベル等も関係しますし、必ずしも結果がついてくるとは限らないと思いますが、チームの雰囲気自体もあまり良くないという噂だったし。

新しいチームの個性には合わない指導方法だったのでしょうか。監督やコーチって、ほんとに難しいですね。

子育ても、その子の個性に合わせることがきっと大切。私は自主性第一で、自分の子にも合っていると思っているけれど、自分の思いこみではないのか、冷静に子供の表情や行動を見守っていかなければ・・・ね。

 

 

 

 

 

 

 

赤血球を除いた血は何色?子供の質問にドキッ

 

「ママ~、血から赤血球をとったら何色なの?」息子に聞かれました。

えっ、赤血球を除いたあとの血の色?生物で習ったような、習ってないような・・・。

頭の中は高速回転するものの、空回り。けっきょく私の知識箱からは引っ張り出せずじまいで、「う~ん、何色かな~?お父さんに聞いてみてよ」

主人がわかるという確信はないけれど、とりあえず私以外の人にふって逃げる・・・。

子供の質問は、簡単なようでいて、答えるのが難しいことが多いです。日頃は意識していない盲点をつかれる感じ。

本当は、こういう疑問点についても、自分で調べる習慣をつけるように誘導すべきなんですよね。

その辺りが、わが家ではまだ上手く指導できていません。だいたい、うちの子には図鑑や事典で調べるという発想が皆無。 すぐに親に聞いて解決しようという姿勢が問題だと、常日ごろから思ってはおりました。

頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある [ 小川 大介 ]

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そんな中でこういう本を読むと、図鑑、辞書、地図はリビングに揃えておくべきだな~と反省します。しかも、もっと小さいときから、自分で調べる癖をつけさせておくべきだった・・・。

前からなんとなく分かってはいたのに、実践を怠りました。数回トライはしたんです。でも家に事典や図鑑等が揃っていないため図書館へ行く必要があり、ほとんどの場合は大人が教えたり、ネットで調べたりして終了というパターンに。母の怠慢以外のなにものでもありません。

小学4年生からでも間に合うと信じて、早いところ必要な資料を目につく場所へ置きたいと思います。

 

赤血球を除いた血の色はナント・・・
さて、冒頭の「赤血球を除いたら血は何色なのか?」という問いですが、ラッキーなことに主人が答えを知っていました。

正解は“黄色”。

体液の色なんだって。ヘェ~。ヘェ~。ヘェ~。

気になったので、少し調べてみました。血液から赤血球を除くと、そのほとんどが“血漿”という成分で、これが黄色い液体らしい。

さらに先日、主人と息子が献血センターの見学に行ったのですが、血漿は想像以上に鮮やかな黄色い色をしていたそうです。ホ~。

いつの間にか子供が夢中になっている思考力upドリル

夏休み、ヒマを持て余している子供も多いのではないでしょうか。

こういうとき、それとなくリビングのテーブルの上や本棚に置いておくと、時間を持て余した子供がなんとなくやり始め、いつの間にか夢中になっているドリルがこれ。

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うちの子は、幼稚園の頃に入門編を買い与え、その後、初級編→中級編→上級編と進み、小学4年の最近では、同じ著者の「算数と国語を同時に伸ばすパズル」の上級編まで解き終わりました。

算数と国語を同時に伸ばすパズル(上級編) [ 宮本哲也 ]

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 著者は算数教室の先生で、この著者のドリルには(たぶん全てのドリルに)、「親が決して教えないように」と書いてあります。自分で考えさせるのが肝心という事ですね。

うちも決してヒントを与えたりしませんでしたし、「やったら?」と勧めた事もありません。半年ぐらい存在を忘れられ、埃をかぶっていたこともしばしば。

でも、子どもが暇で何かないかな~と本棚を漁ったときに、「あっ、これ持ってたんだ」と思いだして取り組むという感じです。一回やりだすと、また数日はまるんですよね。

朝、私が起きると、子供がすでにテーブルに向かってもくもくと問題を解いていたこともありました。そして一冊終わると、必ず「もっと難しいの、買って~」と言ってきます。

あくまでパズルで、算数や国語の勉強という匂いがあまりしないので、遊びの延長で思考力を鍛えることができそうです。

入門編や初級編は簡単な問題が多いので、もともとパズルが好きだったり、算数が得意な小学生なら中級編あたりからトライしてもいいと思います。

これで国語の力まで伸びているのかどうかは、うちの子では分かりません‥。漢字力は無理そうです。筋道を立てて考える力を伸ばすそうなので、読解力はつくのかも。

 

 

 

帰省時の車内。子供を退屈させずに集中力&聴く力を鍛えよう

もうすぐお盆ですね。大移動・大渋滞の季節です。帰省でなくても、車で旅行に行かれる方も多いのではないでしょうか。

そんな車内で、親の大きなストレスとなるのが・・・。

「まだ~? ね~、まだ着かないの~?ヒマ~!!」という子供の声。「まだよ! 5分前にも聞いたばっかりでしょ!!!」

こんな不毛な会話を繰り返すたびに、ドライバーの疲労度とイライラ度もうなぎ登り。

対策として、TVやDVDを見せたりしているご家庭が多いのではないでしょうか。

そこで、今度の長距離移動の車内では、TVやDVDを消し、CDで子供の集中力と聴く力をアップさせては如何でしょうか?というご提案です。

いまどきの小学校では、プロジェクター等も利用して授業の進め方を工夫されていますが、授業参観で子供達を見ていると、先生の話だけになった途端、集中力を失い別の事に気をとられる子も多いような気がしました。

確かに、視覚も使うほうが気をひきやすいですよね。ただ、TVやDVDって、少し気を抜いても、暫くして意識を戻してくれば大抵の場合は流れについていけるんですよね。

その点、CDやラジオでは、そうはいきません。ちょっとボ~ッとしていると、すぐに話についていけなくなるので、けっこう集中力が鍛えられると思います。

とはいえ、最近では、家でラジオやCDを聴く機会はあまり多くないですよね。そこで、車内に閉じ込められる長距離移動&渋滞という状況は、子供に落ち着いてCDを聴かせる良い機会になると考えた訳です。

 

車内で子供に聴かせるお勧めのCD

集中力&聴く力を鍛えるといっても、やはり面白くなければ続かないし、文句も出ます。そこで、いくつかお勧めのものをご紹介。

 

子供向け落語シリーズ

 例えばこんなの↓ 一応、写真を貼っても怒られない楽天のリンクを貼ってありますが、きっと図書館にあると思いますから、まずは借りればよいでしょう。お子さんが何度も聴きたいと言えば、それから買えばいいと思います。

親子できこう 子ども落語集 初天神・かえんだいこ [ (キッズ) ]

 

このシリーズはたいていCDが2枚ついていて、1枚1時間弱あるので、けっこう時間がつぶせます。かなりオススメ。うちはほとんど聞いてしまったので、早く新作を出してほしい。

 

 忍たま乱太郎のドラマCDシリーズ 

忍たま乱太郎 ドラマCD 五年生の段 [ (ドラマCD) ]

 

もう10枚以上出ています。TVでこのシリーズのアニメを見ていれば、主要なキャラに関してはたぶん同じ声優さんが担当されているので、声も聴き分けやすく、すんなり話の中に入っていけると思います。

逆に、アニメも見たことないし、本も読んだことないというお子さんの場合には、なかなかキャラ設定もわからないだろうし、理解するのが難しいかもしれません。その場合には、落語のほうが無難でしょう。

これも、うちは近くのレンタルショップで借りました。

 

黒子のバスケCDドラマシアター

これも、黒子のバスケの漫画を読んでいるorアニメを見たことがある子供向けですが、なかなか面白いですよ。

TVアニメ『黒子のバスケ』CDドラマシアター 第一ゲーム たまにはいいと思いますよ [ (ドラマCD) ]

 

このシリーズは、3枚しか出ていないみたいです。“黒子のバスケ”関連のCDで気をつけなくてはいけないのは、単なるsong集みたいなCDも沢山あるので、間違えてそちらを入手しないようにすること。

また、このアニメは本当に人気があったのでしょうね。声優さんのトークが主体の“放送委員会”シリーズというのもあり、こちらのほうがドラマシアターより数多く出ています。インターネットラジオで放送していたものを、CD化したみたい。

うちは漫画しか読んでおらず、アニメを観ていないので、“放送委員会”シリーズを間違えて聴いたときは、まったく楽しめず、聴いていて苦痛でした。アニメを見たことがあり、声優さんに思い入れがあれば、楽しめるのかもしれません。

 

おすすめは以上ですが、ストレスいっぱいの長旅を、少しでも有意義な時間にして、楽しみましょう!

 

 

 

子育てで、自主性第一にこだわる理由2つ

私は、“自主性第一”をモットーに子育てしています。そのため、我が子の習いごとは、天才科学者になりたいわりには、なぜか空手と柔道。珠算、スイミング、ピアノが母親としては希望なのですが、本人はまったく興味なし。

まぁ、いいんです。本人の希望が一番!私がここまで自主性にこだわるのには、大きく2つの理由があります。

 

まず1つ目、“今という時間も楽しんでほしいから!”

私の母はいわゆる教育ママで、小・中・高と、「いい大学に入れるよう、とにかく勉強しなさい。遊びたいなら、大学に入ってから遊びなさい」と言われ続けました。

いい大学かどうかは別として、無事に大学へ入学したら今度は、「いい会社に入れるよう勉強しなさい。夜は専門学校にでも行ったら?」

就職したらしたで、お仕事がんばりなさいと言われるのかと思ったら、おっとどっこい。お次は、「いい家庭を築けるように、いい会社に勤めている人を見つけて結婚しなさい」でした。“ハ~?”ですよ。

いつも、将来のために、今の自分は我慢して努力する毎日。しかも、自分が望む将来ではなく、母親の理想とする将来のため。なんだかね、振り返ってもバカバカしいと思ってしまいます。大学からは家を離れていたので、あんまり言うことを聞きませんでしたけどね。

親元にいる間、私は人生がちっとも楽しくなかった。親に愛されてなかった訳ではないです。大切にしてもらったと思う。でも、息苦しくて仕方ありませんでした。

今の自分は仮の自分で、未来のためだけに生きているという感覚だったのかもしれません。大学生になり親元を離れてから、優等生の仮面をはずして楽になった感が非常に強かったですね。

もしかしたら、思春期というのは皆そんな感じなのかもしれませんが、私は、自分の子供には、私とは違う時間の積み重ね方をしてほしい。将来も大切だけど、今も大切。今を楽しむことも存分に味わってほしいと思います。

で、今の子供にとっての毎日なんですが、学校のある日は、起きている時間の半分は学校にいます。学校って、基本的に将来に目を向けてる場所だと思うんですよ。

将来、大人になったときに困らないよう知識や常識を身につける、将来、いい学校に入れるように勉強する、ための場所。

一日の半分は将来のために時間を使っているんだから、他の時間は今のために使わせてあげても良いかな~と。それは遊びかもしれないし、読書かもしれない、本人の今したい事を優先させてあげたい。そんな気持ちです。

 

自主性を重んじる2番目の理由 、“イヤイヤやっても効率悪いから”

これは自分の経験でもそうですし、認知科学者の方もそう言ってます。

苫米地英人さんって、ご存知ですか?マサチューセッツ大学上智大学、イェール大学大学院、カーネギーメロン大学大学院等で、機能脳科学や計算言語学その他諸々の研究をされてきた方です。

ちょっと昔の話ですと、オウム真理教の信者に対する脱洗脳活動に携わっておられて、私もその関係で名前を知りました。

最近では、オセロの中島さんの洗脳騒動のときにコーチングを担当されたりしていましたね。ちなみに、中島さんは洗脳されてはいなかったそうですよ。苫米地さんの本に書かれていました。けっこう意外です。

さて苫米地さん、超高額セミナーを開催されていたりして、あまり近づき過ぎないように気をつけているのですが、脳の機能や心理について書かれた本には参考になるものが多い気がします。

 その苫米地さんも、「have to~」でやることはあまり身につかないし、脳はやらない口実をいくらでも見つけ出す。それに対し「 want to~」でやる事は楽しみながら集中してできるので、効率が良いという趣旨のことを書いておられます。

勉強なども、必要な事なら決してやらなくて良いという話ではなく、自分のゴールをしっかりイメージして、そのために今やるべき事を自ら望んでやる状態にすることが大切ということです。

ゴール設定ありきなのでベクトルは未来ですが、親に押しつけられて勉強するのではなく、自分で選んで今必要なことを自分で考えて学ぶって感じですかね。

私もそういう方針で自分の子を導こうとしているのですが、まだまだ試行錯誤中です。

でも、勉強嫌いにはなっていないので、基本は成功しているのかな。夏休みの宿題も、自分から取り組んでますし(^^)。

あとは、自分から研究課題を見つけるような積極的な自主性を発揮してほしいところ。息子の知的好奇心を刺激する材料をたくさん提示してあげられたらいいなぁと思う今日この頃です。